水曜日, 12月 23, 2009

行く年来る年 2009 (I. 日本帰郷)

今年もやっと行く年来る年を語る季節になりました!いろいろとありながらも、今年もこの季節を家族全員が無事に迎えられたことに感謝です。

さて、振り返るに今年の自分のテーマはどうやら『キャリア』と当然ながらマーケットの『Healing Process』であったように思う。正直学生の時から好きなことばかりを追いかけてきたので、リサーチトピック(興味の対象)はかなり真面目に取捨選択してきたつもりだったけれど、キャリアプランなんぞについてはこれまで考えたことがなかったわけで(;´Д`) ただ、さすがに金融業界を襲った昨今の大嵐の直撃を経て、せめて"キャリアプラン"の大枠だけでも準備しておかないと不味いと思った次第。結論だけ先に書くと、『次の不況が起こるまで、NYで頑張るぞ!!』ということにした。ちなみに、この結論をみてハァ(゜Д゜)?!そんなのキャリアプランでも何でもないよ!!と思ったそこの方、それは違う!これは実は僕と家族にとってはかなり大きな誓約(commitment)なのです!というのも、『次の不況が起こるまで』=『5年間程度は』、『NYで頑張るぞ!』=『たとえ首を切られても、転職しても、日本には帰らずNYで頑張るぞ!』ということなわけ。これはでかい。更に、マーケットの『Healing Process』についても、その中に本質的でかつ大きな変化の胎動が見え隠れしてきている。これまで30年以上に渡りマーケットを支配していた構造が変わろうとしている。これはブラックマンデー後に起こったequity put/call optionのvolatility quoteの分離やスマイルの発生並にでかい。

詳細は順を追ってこの行く年来る年シリーズ2009で取り上げることにして、閑話休題。実は12月の初旬に日本に一時帰郷して、いろいろな人達と話をする機会があった(お世話になった関係者の方々、有難うございました)。上に書いた通り、もう当分は日本で直接仕事をすることもないと思うけれど、久しぶりに仲間と話すのは本当に楽しいし、新しい繋がりの種もまけてきたように思う。とはいうものの、突然仕事がふってきて本来会う予定であった先輩方に会えずじまいとなる残念な思いもしたりと結構慌しく過ごしてしまい、結局のところ時間が足りなかった。だからというわけではないけれど、これからは日本に帰っても"一時帰国"ましてや"日本出張"などとは言わずに"帰郷"と表現することに決めた。もうこれからはこちらで働く際にも"出稼ぎ"或いは"留学"的な感覚は一切持たない決意だし、やはり日本は故郷なわけだからね。

[築地でのマグロの競り風景(外人向けの冷凍マグロの競りしか見れず、意気消沈してトボトボ歩いていたら途中で生マグロ達に遭遇!!)]
[8月に京都旅行に行った際に八坂の料理屋さんの2階から撮った中庭と、云わずと知れた貴船神社の表玄関]


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