土曜日, 4月 24, 2010

奴雁

『群雁野に在て餌を啄むとき、其内に必ず一羽は首を掲げて四方の様子を窺ひ、不意の難に番をするものあり、之を奴雁と云ふ』(福沢諭吉)

『俯くことなく、毅然と面を上げる--。そんな人だったのだ。』("奴雁の哲学"、あとがきより)

日本語でこういう本が読めるのはやっぱり幸せだよね。