日曜日, 9月 19, 2010

浪花とちよだ寿司がなくなった

日本人による日本人の為の、nyの居酒屋『浪花』が遂に閉店してしまった。あの座敷は良かったんだが。それに、ちよだ寿司も現地法人は売られてしまったらしく違うお店になってしまっていた。最近、nyでは日本食ブームで寿司屋も日本料理屋も多いけれど、日本の駐在員が減ってその分日本人以外のお客が増えてきているから、この手の日本人による日本人向けビジネスは衰退するばかり。もちろん、機敏にターゲットを変えつつうまく商売しているところもあるわけで。客商売はターゲットを間違えたらあかんという良い教訓。にしても、寂しくなるなぁ。

海外で働きたい!

って思っている奴は二十代の頃からもう日本を出て、海外で働き始めていると思うんですが。。。年齢を重ねれば、更にその比率は高くなっているわけで。。。年代別に、日本にいる成人男女3千人に聞いてどうすんのよ。。以下は日経新聞からの抜粋です。ほんまなんやねん、この茶番。。ヽ(´ー`)ノ

20代の4割「外国で働くことに関心」 内閣府調査
2010/9/11 17:19

内閣府が11日発表した労働者の国際移動に関する初めての世論調査によると、20歳代の4割が外国で働くことに関心を持っていることが明 らかになった。関心は若い世代ほど高く、30歳代も3分の1強が関心を示した。回答者の全体では海外勤務や就労への関心は「ある」が22.0%、「ない」 が77.4%だった。
政府は6月に閣議決定した「新成長戦略」で2020年までに日本人学生の海外交流を年間30万人、企業の管理職層の国際経験を東アジアで最高水準に引き上げる目標を掲げている。今回の調査結果を踏まえて計画の具体化を進める考えだ。
働きたい国や地域を複数回答で聞いたところ、米国が48.0%、フランス、ドイツ、英国など西欧諸国が43.9%と欧米先進国が上位を占めた。中国は22.8%、韓国は12.6%だった。
外国で働く関心がない人にその理由を複数回答で尋ねると「語学力に自信がない」が52.3%で最も多かった。
一方、日本で働く外国人労働者に求めることについては「日本語能力が重要」と答えた人が94.2%に達した。「日本の習慣に対する理解」は 88.8%、「日本の文化に対する理解」は85.5%で、言葉や習慣、文化への理解が日本で働く上で障壁となっている現状も浮き彫りとなった。
調査は7月15~25日に全国の成人男女3千人に面接方式で実施、1913人から回答を得た。


追記(11/6/2010):ちなみに、残っている人達の内で"外国で働く関心がない人"にその理由を尋ねれば、"語学力に自信がない"と答えるに決まってるよね。何せ、自信があればもう既に外国で働いてるはずだから。。(´ー`)y-~~

水曜日, 9月 15, 2010

2 Year Anniversary

さて、リーマンの破綻からもう2年経ちました。周りには元リーマン社員もいて、もうあれから2年かぁと言って感慨深げにしていました。私はというと、ポールソン元長官の回顧録『On the Brink: Inside the Race to Stop the Collapse of the Global Financial System』に最近はまっています。今ちょうど中ごろまで読み進んだので、今はちょうどあの魔の9月、しかもあの一週間を生々しく書いた部分です。あの時のなんともいえない恐怖感や周りの状況を重ね合わせながら読んでいると、もう手に汗を握りまくりです!やはり事実は小説よりも奇なりなわけで。『Too big to fail』も読んでみましたが、あの小説チックな書き方に、現場にいたものとしては怒りすら覚えてしまいました(*´・ω・)

閑話休題

金融業界に身を置く者であれば、一度は耳にしたことがあるであろう言葉: "My word is my bond"。ではmy equityは何なのかとふと考えてしまいました。やはり"My career is my equity"でしょうか。語呂も宜しいし。日本語だと、"俺の背中には俺のいきざまが刻まれてるんだよっ"ってな感じ?!うーん。ま、今年もご多分にもれず忙しいので、年末までダッシュで駆け抜けます!

追記 (11/7/2010) : NYのお気に入りスポットであるBryant ParkとSutton Place Parkでの一枚。Bryant Parkでは、もうどうでも良い金曜日の夕方、紀伊國屋からの帰り。Sutton Place Parkでは、月に願いを。