金曜日, 1月 26, 2007

クビになる got fired

いくらうちが安定している投資銀行であっても、この業界、突然クビになってしまう話は数ヶ月に一度は聞こえてくる。 最近電話がないと思っていた人がやはり突然クビになっていたそうな。これにはかなりのショックを受けた。しかも、長年(10年以上も)勤めていた人を数日でクビにしてしまうカルチャー。

今回は特に人と人の間のいざこざではなかったものの、単純なbooking missから発生した損失の責任を取る格好。私たちにどう反応しろというんでしょうな。疑問ですよ。プロとしての気のゆるみを指摘されたのか、はたまた以前よりパフォーマンスが悪かったのか。いずれにしても、ショック。

せっかくなので、ここでタイプ分けをしてみよう:

1.リストラ

所謂リストラとは部署ごと1日のうちにクビになるというもの。不況の際に頻繁に出没する形式。日本でもITバブルが崩壊した2002年によくみられた。有名どころではAmroの株式部門閉鎖事件: 神谷町の森トラストビルにあったオフィスからホテルオークラへ移動して突然の解雇宣言。従業員側も急遽組合を結成して対抗するも交渉が成立したという話は聞かない。同時期にJP株式部門でも大規模なリストラが行われた。

また、外資系であるパターンは支店そのものの閉鎖。これはキツイ。コメルツ・バンク東京支店はこのパターンで、2003年に営業を止めている。

2.上司とそりが合わない

好不況に関わらず外資では最も多い解雇パターン。特に外人の上司に嫌われてしまった日本人スタッフの末路は悲惨。ある意味理由は明確なわけだけれども、理不尽な扱いに周りの同僚も動揺してしまうことが多い。Kiss on his assな社員が優遇されることに。上司の旅行にわざわざ鞄持ちで同行しているという話は良く聞く。

3.パフォーマンス 

外資のイメージではこれが一番多いのだろうけれど、実際の現場ではほとんどない。というよりも、やはりパフォーマンスについては2-3年の猶予期間があるようで、逆にいきなり好パフォーマンスをたたき出す必要なない。猶予期間内にパフォーマンスが上がらなければ、同僚からも仕方ないよねといった目で見られてしまうからごく自然に居にくくなって解雇になる。メッツの松井が良い例。

ということで、最近の流行は2.ですかな。気をつけましょう。

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